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フリーランスになったけど…寝れてます⁉デメリットも知った上で選択を

こんにちは、「はいふぁい」編集部です。

Webディレクター・マーケティングなどを行っているクリーク・アンド・リバー社シニアディレクター「アベ」とフリーランスWebデザイナー・エンジニア「ケン」が、会社じゃ話せないホンネや実体験から得られたノウハウ&教訓をお伝えしていきます!

1日何時間働いている?

ショーコ(編)とケンとアベ

ア:1日1,2時間ぐらいしか働いていない方とかいますよね。一方でフル稼働で休む暇すらないという方もいますよね。お二人はどうですか?

ケ:うーん、僕は余裕がないですねぇ(笑)。コロナの関係でしわ寄せがこっちに来ちゃったりとか、ありますね。時事的な問題だと。あとさっき「1日1,2時間しか仕事してない人」もいるって話だったと思うんですけど、業種にもよると思うんですよね。
僕の周りだと、アプリ作る系のエンジニアの方とかは結構少ない労働時間で、自分のスキルをアウトプットしてる印象ですね。

ア:コンサルティングとかディレクターをやっている人は稼働時間が少ないイメージですよね。

編:コンサルティングって言うと業種業界様々だと思うんですけど、具体的にどのコンサルティングが、とかありますか?

ア:そうですね・・・多いのはWebとか経営コンサルでしょうかね。

ケ:そうですね、自分のバックグラウンドとかお持ちの方は、ディレクターとかコンサルティングとかで独立してやられているっていうのは多いかもしれないですね。

なので対時給とかではなくて、アウトプットの価値でお金をもらっているっていう風に見ると、フリーランスってキラキラして見えますよね。

ア:(笑)。

ケ:僕とかはどちらかというと作業する人、特にデザインとかってフリーランスに向かないんじゃないかなって思うんですよ、正直。

編:へぇ〜そうなんですね。

ケ:はい、社会の縮図と言うか、それで体調崩しちゃっている人たくさんいるので、自分のバックグラウンドがない人ほど結構きつそうなイメージがあります。

手を動かす人とディレクション側の単価と工数

編:私、今どっちも受け持っているので分かるんですけど、ディレクション側の稼働時間・単価感と手を動かして、作業する側の稼働時間・単価感って違うな〜と思って。正直、ディレクションの方が稼働時間短かったりするんですよね。

ア:ディレクションは(単価)いいでしょ?

編:う〜ん(笑)。個人的にはもう少しあげてくれよとは思いますけどね。一方でライティングは大変です。稼働時間に対価が見合っていないものが多い。

ア:そうですよね〜難しいですよね〜。

フリーランスって寝れていない人多いの?

みんなちゃんと寝てます?

編:ケンさんは睡眠時間取れていますか?どれぐらい寝ているんですか?

ケ:人より少し寝れていない感じですね(笑)。あんまりこれ言うと「寝てない自慢」になっちゃうので。

一同:(笑)。

ケ:でも寝るときは丸一日寝たりしますよ。

ア:へーそうなんだ。

編:一日のスケジュールってどんな感じですか?多分ずっとお仕事されているのかもしれませんが。

ケ:朝はわりかし早く起きていることが多いかもしれないですね。

編:何時ごろですか?

ケ:6時頃ですかね。

編:え、早。

ケ:で、色んな対応に追われていたら日を跨ぐよねーみたいな。

編:・・・ご飯を食べる暇もない?

ケ:そうなんです、なので今日も・・・(出前館頼んで良いですか?)

編:どうぞどうぞ!私もスナック食べてるので

ア:僕もいいちこ飲んでます。

ケ:(笑)。今見たらちょうど半額ウィークみたいなのやっているので、頼もうと思います!

編:アベさん、フリーだった時って一日のスケジュールどんな感じでした?

ア:時間の感覚がなかったですね。朝は7時には起きてたし、夜寝るのは3時とか4時とか?

編:うわぁ~(お二人とも大変)。ずっと働きづめなんですね。

ア:はい、寝るのも3時間くらい。で、土日も関係なくずっと仕事していました。うーん、仕事っていう概念がまずなかったです。日常の生活の一部になっちゃってましたね。

誰もセーブしてくれないし、誰も止めてくれないからフリーって大変だと思うんですよ。会社だったら止めてくれるじゃないですか「残業多いですよ」とか。そこで自分の自由時間を確保できてなかったと思いますね。

会社の存在は有難かった

働くペースを会社が見てくれる

ケ:そういう意味で会社って有難いと思いますよ。働き方改革とかで残業が少なくなってきているし。

ア:今って有休休暇も無理やり取らないといけないじゃないですか。取ってない人が怒られちゃったり。

フリーランスの人はそこを自分でコントロールするっていうのが結構難しい。。誰も止めてくれない(笑)。だからケンさんが顔色悪い時に「大丈夫?寝てる?」と声掛けしたり(笑)。

ケ:(笑)。もう本当にそんなお声がけしてくれる人、アベさんしかいません。有難いですね。

編:私、あれなんですよ、お二人と全然違って、1日2時間前後しか働いていないんですよ。時間あり余り過ぎて。。。(笑)。

ア:すごい・・・。それで生活が成り立っているのがすごいですよ!

編:いやカツカツです。。(切実)

ケ:いやカツカツでもやっていけるのはすごいことですよ.....!

ア:すごいと思う、本当に。もし今の仕事を「1日1,2時間でやれ」って言われたら破綻すると思う(笑)。

ケ:その状態って支出と収入のバランスが最強ですよね。僕はそれを目指したいんですけど、僕にはまだ早いですね。ショーコさんのステージに行くにはまだ早い気がしますね。。

編:いやいや私がケンさんのステージに辿り着けていないんですよ(笑)!

ケ:僕は今この出前館で100円、200円の差で迷っていますからね(笑)。分かります?この気持ち。

ア&編:(わかるわかる)。

会社員時代と違い、お金の使い方が変わった

編:でも会社員の時と違って、フリーランスになってお金のこと気にするようになったんですよね。

ア:へぇ~。それは受注額とかではなくて、普段の買い物とかでもってことですか?

編:普段の買い物ですね。会社員時代とか1〜2週間分、普通に買いだめしていたんですけど、今って立ち止まって「これ本当に要るものなのか?どうなのか?」と考えるようになったのが大きいですね。

買い込んだのに結局使わなかった数百円の野菜を捨てるのってすごく勿体ないじゃないですか?

ア:なるほどねぇ〜。確かに。

ケ:さっ、僕はこれからピザ頼みます!

ア&編:おお~。

暇すぎてもダメ

編:私困りごとがありまして、今までって仕事や自己達成のために邁進し続けてきて、余計なことを考える暇はなかったんですけど、今って、時間ができちゃったから過去にあった嫌な出来事を思い出して、腹を立てたりとか、ケンさんとは違うんですけど、夜腹立てて寝つきが悪くなったりとかしてるんです。

ア:それは.....ちょっと嫌だな(ボソッ)。

編:人間、ある程度忙しい方がいいんですよね。今って死生観とか考えちゃうし(笑)。

ア:う〜ん、確かに暇だと余計な事考えちゃいますよね。

編:余暇を手に入れたフリーランスの代償ということで(笑)

フリーランスはやめとけ!?

ケ:僕、本当はフリーランスやめた方がいいんですよね(笑)。

一同:(笑)。

ケ:全てが崩れ去る瞬間があるわけですよ。そういう人、何度も見たことがあるので。「あぁこうやって人は沈んでいくんだな」って。

編:末恐ろしい。。。

ケ:精神を病んだりとか、抱えきれなくなって気づいたら全然違う電車乗ってたとか。PCの前に座ったら蕁麻疹出たとか。

そうなっちゃったらやりたい仕事できなくなっちゃったら結構苦痛だと思うんですよね。そうなるくらいだったら会社員やってた方がいいんじゃないかなって思っちゃいます。

そんなに甘いもんじゃないと思います。フリーランスって。ちゃんと覚悟を持って臨まないと。そこをすっ飛ばしてキラキラしたところだけ見せるから(メディアや広告が)ダメだと思うんですよ。

あらゆるデメリットを知ったうえでフリーランスになるってことであれば、全然いいと思います。

フリーランスは夢があるよね

編:ちょっと終盤はかなり厳しい現実を突きつけるようなくだりになりましたが(笑)。

ケ:ですね(笑)。

編:より多くの、これからフリーランスになりたいと考えている方に届いてほしいですね。

ア:是非!

編:お二人共、本日もありがとうございました!

ア&ケ:ありがとうございました!

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