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【ライティング】記事の一人称・三人称、どう分けてる? #HIGH-FIVEの作り方

来週から待ちに待ったDr.STONE3期が始まるのでソワソワしています。
あさぎりゲン推しの編集部ゆうです。

編集長あべがHIGH-FIVEリニューアルLOGを兼ねてマーケティングnoteを執筆していますが、

本noteはそのコンテンツ(ライティング)バージョンでございます🙌

HIGH-FIVEのコンテンツディレクター(兼ライター)は日々どのように記事を作っているのか、あくまで「編集部ゆうの場合」ではありますが、LOGを兼ねてnoteに残していきたいと思います!

🐤🐤🐤

………とかなんとかえらそうに書いちゃってますが、いちおうコンテンツディレクター歴は丸7…?年??(いや聞かんといて)で当時の上司にちゃんと(?)仕込まれてきてるんですが、ライティングに関しては具体的に文章とは!ライティングとは!インタビューとは!などを体系的に学んできたわけではなく(宣〇会議には通ったけどたぶんそんな授業はなかった)(あったらすみません)”””好き”””が高じてここまで来ちまった……という状態です。

ほぼ独学に近い、まだまだ勉強中のひよっこが自分の棚卸も兼ねて書いてみるものですので、「へぇ~こんなふうに書いてる人もいるんだナァ」くらいの感じで読んでいただけたらうれしいです!🐤

それではさっそく初回のお題はこちら!ドン!

Q:記事を書くとき、一人称と三人称はどう使い分けていますか?(東京都/編集部かな/女性)


※手前みそ感すごいけど初回なのでゆるしてほしい

ここでの「一人称」「三人称」はもしかしたらHIGH-FIVEの中だけの定義かもしれないので、一応整理しておきます。

一人称タイプ……書き手または語り手の主観で構成される記事

こんにちは、HIGH-FIVE転職エージェントの川原です。今回のテーマは「会いたいと思ってもらうための自己PR」ということで、わかりやすく「これは応募書類に書いておくと良いよ」というものからご紹介します。…………

【クリエイター向け】会いたいと思ってもらえる自己PRの作り方
https://high-five.careers/column/strong2/

★三人称タイプ……地の文と語り手の発言で構成される記事

池澤さん「いつもネックになるのは、“日本ではなかなか前例がない”ということでしょうか」
日本の漫画・アニメは海外でも人気なため映画化される作品は多いものの、ほとんどが「映画化権」をライセンスするのみで、製作は現地という形がメイン。しかし東映アニメーションは製作会社なので、ライセンスのみならず製作まで担当します。…………

東映アニメーション中途採用説明会レポート
https://high-five.careers/column/toeianimeevent2/

インタビュアーとインタビュイーの会話形式で構成される記事もありますね。

―――それは入社したくなりそうです……!他に東映アニメーションのおすすめなところはありますか?
やっぱり、企画のスケールはしやすいなと思いますよ。会社が大きいので営業も世界中に展開して、IPもカタログが豊富じゃないですか。企画を広く展開させやすい環境だと思うんですよね。……………

アニメプロデューサー・小池隆太の考える東映アニメーションの魅力
https://high-five.careers/column/toeianime_saiyou/

これらの形式を、編集部ゆうさんはどのように使い分けているのか?という質問ですね。なるほどなるほど。考えたことなかったな(え)

考えたことなかったのでいちから考えてみた

先述のように一言に「記事」といっても色々な種類がありますが、わたしがHIGH-FIVEで担当している企画はほとんどがインタビューもので、だいたい下記のようなカテゴリになっています。

・HIGH-FIVEの転職エージェントに聞く転職ハウツー
・HIGH-FIVEが採用支援している企業で働くクリエイターのインタビュー
・採用関連イベントのレポート

これらに上記の形式を当てはめてみるとこんな感じ。

・HIGH-FIVEの転職エージェントに聞く転職ハウツー
 ➡ 一人称タイプ
・HIGH-FIVEが採用支援している企業で働くクリエイターのインタビュー
 ➡ 会話タイプ
・採用関連イベントのレポート
 ➡ 三人称タイプ

「なんでそうしたんですか?」と言われると悲しいかな「感覚でした」としか言えないので(どない)改めて自分なりにこの形式にした理由を今一度考えてみました。

はい、どん👇

・転職エージェントの転職ハウツー(一人称タイプ)
 ➡ インタビュアーの質問や解釈を挟まず情報をまっすぐ伝えたかった

・クリエイターインタビュー(会話タイプ)
 ➡ 会話の雰囲気からインタビュイーの人となりまで伝えたかった
 ➡ インタビュアーとのやり取りから生まれたものも伝えたかった


・イベントレポート(三人称タイプ)
 ➡ 要約や説明を挟んで情報を整理&かみ砕きながら伝えたかった

転職ハウツー記事に関しては、ハウツーを知りたい=雰囲気とか人となりはええから肝心のハウツー情報をはよ、というのが読み手の本音な気がするので、地の文やインタビュアーの質問文などは挟まずエージェントの一人称でスルスル書くことが多いです(実際は編集部がインタビューしてるんですけどね)。

「情報が分かればいい」なら全編通して地の文でもいいのでは?という方もいると思うのですが、実はHIGH-FIVEは「人間味」とか「エモ」を大事にしている媒体でして、エージェント目線の一人称にすることでうっすら人間味を漂わせるというわたしのささやかな試みがここでなされています。笑
実際に転職相談しに来てくれたとき、エージェントの名前を見て「あ、あのハウツー記事の人だー!」ってなってくれたらいいなと思いながら書いてる。エージェント川原さんの記事は関西弁で読んでください。

クリエイターインタビューに関しては、読み手(つまり転職を考えているクリエイター)に会社情報や職場環境はもちろんのこと、その会社で働いているクリエイターの雰囲気も含めて知ってほしいというのがあるので、インタビュアーとの掛け合いをまるっと「ん~~~」とか「……」とかの”間”も含めて、当日の話し言葉をできるだけそのままに再現することが多い気がします。

だってもし同じようなスペックで同じようなサービスを作っている会社だったら、自分に合いそうな雰囲気のほうで働きたくない?てか、1日の大半を占めるお仕事時間なんだから雰囲気とか環境とかそういう”検索で出てこない情報”って超大事じゃない?とわたしが強く思っているからです。

イベントレポートに関しては、三人称だと地の文で要約できたり、発言内にはなかった補足を入れたりできるのが便利ですね。中には長時間にわたるイベントもあるので、要点をかいつまんでサクッとレポートするには三人称が良さそう。が、わたしは登壇者の一人称パターンもその場で聴いているような臨場感があって好きです。このあたりは取材させていただいたイベントのカラーによって臨機応変に対応したいなあと思っています。

こうして分類してみると、感覚でやってた中にも意外と使い分けてるぽいな自分。

まとめ:記事の目的によって形式も使い分けてる(ぽい)


てことで、

Q:記事を書くとき、一人称と三人称はどう使い分けていますか?

に対する回答としては、

A:記事の目的によって使い分けているぽいです

ということになりそうです。

情報をまっすぐ伝えたいときは、一人称タイプ。
大量/複雑な情報を整理して伝えたいときは、三人称タイプ。
情報だけでなく「その場の空気」も含めて伝えたいときは、会話タイプ。

ざっくりこんな感じです。

もし「こんな使い方もあるよ!」などありましたら、ぜひおしえてくださいね!(^ω^)

それではまた次回~!

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