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「情報鮮度」を最優先!メディア運用担当は法改正・トレンドを意識した発信を

はじめに

全部読むと"集客できる"Webサイトが作れる――。そんな記事を目指して。
成功しているクリエイターの実例を通じて、クリエイターの考え方や技術についての知識をお伝えしていきます。

【執筆クリエイター】
メディアDiv.マネージャー/メディア運用担当
渡邉 潤 
大手IT企業入社後、インターネット通販に興味を持ち起業。取り扱い商品数の増加とともに、リソース不足の壁に悩むようになり、在宅スタッフやクラウドソーシングの活用を始める。そうしたスタートアップ時に経験した自身の実践経験を活かし、株式会社エムフロが展開する総合型スキルシェアマーケット「クラウディア」に参画。現在は責任者として従事し、時代に即した働き方とマッチしたクラウドソーシングサービスを通して、実現可能な業務の効率化やスキルを持つ方との外部チーム構築をサポートしている。

オウンドメディアを立ち上げて運用フェーズに入った際に、多くのメディア運用担当者が力を入れるのが「コンテンツ制作」ではないでしょうか。SEOの観点や記事の品質など、コンテンツマーケティングを意識した制作を行うには、多くの知識や技量が必要となります。そのため、「何に注力して制作を行えばいいのか」「何を制作の指針にすればいいのか」が運用メンバー間で曖昧になってしまうこともあるでしょう。

多くの企業がコンテンツマーケティングでしのぎを削る情報過多の時代では、メディア運用をするうえでコンテンツ発信に戦略は欠かせません。では取り扱う情報においてどんなことを意識すべきでしょうか。メディア運用においては「更新頻度」「情報鮮度」「情報量」などがキーワードに挙げられますが、特に「情報鮮度」にこだわることをおすすめします。

◆コンテンツ発信は「情報鮮度>更新頻度・情報量」

メディアにおいてはコンテンツの「更新頻度」「情報量も」欠かせない要素ではありますが、「情報鮮度」をもっとも意識しなければなりません。たとえば、頻繁にコンテンツがアップされるメディアで、記事のボリューム感も非常に読み応えがあったとしても、それらが古い情報をもとに作られていたらいかがでしょうか。法律が変わったのに改正前の情報が記載されていたら、それは正しい情報ではないのです。そのため、必ず「最新の情報にアップデートできているのか」を常に意識することが重要になります。

2022年現在でメディア上に「【2021年最新】というタイトル」の記事があっても、ユーザーからしたら見る気が失せてしまいますよね。「あ、このコンテンツの情報はアップデートされていないな」というのがすぐに分かってしまいますので。また、情報鮮度が低いとユーザーからの評価に加え、Googleなどの検索エンジンからの評価も落ちる恐れがあります。

当社は、クラウドソーシングサービスによる総合型スキルシェアマーケット「Craudia」をはじめとした複数の自社メディアを運営しているので、それぞれの担当者が最新情報を発信することを常に心がけています。特に法改正や新しいサービスに関する情報には常にアンテナを張っており、常に情報をアップデートできているかには厳しく目を光らせているんですよ。サービスを提供する発信側が適切な情報を持っていないのは非常にまずいことなので。

◆メディア運営には欠かせないGoogleからの評価の視点

メディアとして「情報鮮度」にこだわるということは、Googleからの評価を意識するうえでも重要です。情報を求めるユーザーにリーチさせるためにはSEOで上位に表示されたほうが有利になりますし、Googleからの評価されているメディアのほうが多くの人の目に触れやすくなります。それだけにGoogleの「検索品質評価ガイドライン」に提示されている「E-A-T」(Expertise/専門性)、(Authoritativeness/権威性)、(Trustworthiness/信頼性)に関してはかなり重視してコンテンツ制作を行っています。

情報鮮度や検索エンジンの評価を意識したコンテンツにするためにも、軸になるワードを何に選定するのかは非常に重要です。「どういうターゲットが、何の情報を探していて、提供側としてどんな情報を網羅すべきなのか」という観点で考えています。ラッコやキーワードプランナーなど多くの方が活用するツールを使って、どういうニーズがあるのかを検索ボリュームなども含めて調べます。そして、軸のワードに基づいて複合ワードを何にするのかを考えて情報が網羅できるように設計するのが基本ですね。

Googleからの評価という意味では、MFI(Mobile First Index/モバイルファーストインデックス)についてはそこまで意識していませんが、「表示スピード」「レスポンシブ」に関してはこだわっていますね。特に表示スピードが遅いとGoogleからも指摘されることになりますし、それでユーザーに情報が届きにくくなるとしたら機会損失になります。

◆メディア担当は「ユーザーがほしい情報の網羅」を意識

だいぶGoogleからの評価の話が長くなりましたが、検索エンジンを意識するのも結局は「ユーザーに情報を見てもらうこと」が最終目的です。だからこそ、コンテンツの内容においては、「いかに検索ユーザーがほしい情報が網羅できるか」を意識しています。情報を欲している人に対して、検索の狙いに合わせたコンテンツを提供するというシンプルであり、本質的な施策を遂行することが大切です。

そのうえでは情報を網羅したうえでいかに分かりやすく伝えるか、どうコンテンツとして見せてあげるかも大事になってきますね。SEO施策でせっかくメディアにランディングしてくれたにもかかわらず、流入してくれたユーザーがすぐに離脱してしまうのではまるで意味がありません。ユーザーがほしがるコンテンツを作るということは、冒頭で触れた「更新頻度」「情報鮮度」「情報量」とも密接に関わってきます。特にユーザーは常に最新の情報をほしがるので、鮮度を優先しつつ内容にもこだわるようにしています。

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