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仕事をもらうための"チカラ”コツコツ筋トレやってます?|ウェブクリエイター本音でトーク 会社じゃ話せないハナシ

こんにちは、「はいふぁい」編集部です。

Webディレクター・マーケティングなどを行っているクリーク・アンド・リバー社シニアディレクター「アベ」と、
フリーランスWebデザイナー・エンジニア「ケン」が、
会社じゃ話せないホンネや実体験から得られたノウハウ&教訓をお伝えしていきます。

今回は「Webクリエイターの仕事の取り方」について、お二人にお話ししていただきます!

【登場人物】
名前:アベ 
出身:千葉県
職業:クリーク・アンド・リバー社でシニアディレクター、マーケティング、Webプロデューサー、ディレクター・・・何でも屋
趣味:空手、ギター、プラモデル製作、毎朝の散歩、ネコ
休日にすること:趣味全般、Youtube見てることも多いかな。。

名前:ケン 
出身:新潟県
職業:フリーランスWebデザイナー、インフラ周りからPGまでいろいろ
趣味:銭湯巡り
休日にすること:ネットフリックス見ます!

名前:ショーコ(編) 
出身:島根県(石見の国出身)
職業:編集者、ライター、メディアディレクター等
趣味:裁判傍聴、水泳、美術館巡り、半身浴、音楽鑑賞
休日にすること:読書、ネットショッピング、部屋の掃除、ブログの執筆、友人とご飯に行くこと

クリエイターにとっての第一優先は、信頼のおけるクライアントと関係構築すること。

ア:技術話がハードだとしたら、こういったテーマはソフト面になりますね。毎回テーマだけあってフリートークなので、どこに着地するのかドキドキしてます(笑)。

編:ハード面ばかりだと、私が大変な為(笑)、こういったトピックも用意しました。フリーランスでWebデザイナーをされている、ケンさんですがこのテーマはいかがですか?

ケ:仕事の取り方・・・ですか・・・。案件がなくなって、ヤバさを通り越して危険だったな・・・って時がありますよね。これがなくなっちゃったら全部が崩壊するみたいな。

編:(おっ、早速フリーランスとしての働き方のことかな)

ア:実は、チャンスはたくさんあって、それをいかに掴んでいくかってところですよね。

ケ:それ言ったら、お仕事をご一緒できているアベさんには上手くハマったのかな(笑)

ケ:でもこれ僕だけに限った話じゃないんですけど。

ア:うん。

ケ:デザイン力とかスキルを上げたいとか、よく耳にする言葉ですが、そこだけを頑張るよりもちゃんと信頼を置けるクライアントと繋がるっていうのがクリエイターにとって実は第一優先なんだよなって思うんです。

編:いや~仰る通り!(フリーランスエディターより)

ア:「クリエイターの仲間の作り方」ではないですけれど、”営業の力”ですよね。

自分のクリエイティブストックがあるか、世の中に発信しているか。

ア:某スキルシェアサービスとかも一種の営業ですものね。(自分のポートフォリオを置いておけるプル型コミュニケーションという意味合いで)

ケ:営業ね~。こういったサービスについてはどう思います?アベさん。

ア:自分を売り出す一つのキッカケにはなると思いますよ。そこで自分をアピールできるネタが無いと厳しい。依頼されたバナーだけ作って終わっちゃう。依頼する人はWebプロデューサーやディレクターの方が多いと思いますから、常にいろいろな感性のデザイナーを探してますからね。何かプラスアルファがないと、広げていくのは難しいなって正直思っちゃいますね。

ケ:う~ん。

ア:うん。だから最初は、”仕事を作れる人”をつかまえていくと良いと思いますよ。派遣でもアルバイトでもどこかの会社に入ることは手段としてあります。僕もそうでした(笑)。その中でキーマンや社長、プロデューサーやディレクターとい人達と人間関係をちゃんと構築できるかを意識できると、未来の選択肢が大きく変わると思います。

あとチャンスに備えて自分のクリエイティブストックを用意できているか。世にアウトプットしているか。いわゆるポートフォリオになるのですが、それがクリエイターさんでいうところの営業ツールであり「顔」になると思うんですよね。

ケ:まさに。

ア:でも、ポートフォリオに限らずハマることもあります。日常会話でのワードセンスやデザイナーなのにプログラムやインフラ知識があったり。ただそれをアウトプットしてくれないとこちらも気が付かない。日頃からアウトプットをしておきましょうというところでしょうか。

ケ・編:ありがとうございます!(笑)

技術だけ高い人よりも“ビジネスセンス”がある人に仕事を振りたい!

ケ:「デザイン突き詰めます!」「コード書いてマスターします!」とかは、意外と優先は高くはないのかなって思ってます。実際、制作現場で「どういう人と仕事をして、どのような受け入れ方をされるか」の方が実はデザイナーやクリエイティブ職にとって重要だと思っています。これは本当に。

ア:仕事を出す側として意識するのはやっぱり”ビジネスセンスがある”人、いわゆるマーケットを読めている人。「デザイン作りたい」「コーディング得意です」というだけの人にはあまり魅力は感じず・・・仕事依頼しようとは思わないんですよ。僕との相乗効果がつくり難いから。

難しいんですけど、僕がやろうとしている事の背景をきちんと理解してくれる人に依頼したいですね。そこがずれていたりすると、技術が優れている人でも、仕事を一緒にやろうとは思えなくて。

なので、ビジネスセンスと技術力の均衡がとれている方だとお仕事しやすいく一緒にお仕事したいと思います。

ショーコとケンとアベ

飽和状態の「経験浅いWebデザイナー枠」。 “未経験NG”でも果敢に職務経歴書を送ってみる!


ケ:クリエイティブ業界を派遣で仕事をしたいってなると即戦力でないと厳しいと思うんですけど、今って「Webデザイナー実務未経験ですが、やりたいです」っていう方もかなり多くいまして、でも今その枠って飽和状態でー。

ケ:「未経験NG」ってなっている会社は、はじめから諦めてしまっていると思うのですが、果敢に応募書類は送っていった方がいいと思うんですよ。実際には未経験でもいい人材であれば採用する会社はたくさんあるので、果敢に応募したほうが成功率が上がると考えています。

ア:採用する企業側もそのアンテナは持ってほしいと思いますね。Twitter内でWebデザイナーさんを探すこともあるのですが、経験浅でもしっかりした仕事してるなーと思う方がいますからね。

編:(自分の経験からですが)ライター職は、未経験の求人多いんですよね。でも、そんなに甘いものではなく、結局続けられずすぐ辞めるみたいなパターンが多いから、企業も永遠とその枠を募集しているみたいな(笑)

ア:オウンドメディア戦略でコンテンツマーケティングが主流となっている今は、未経験や経験浅の方でも欲しいくらいの温度感なんですよね。僕も常に探しています。

編:なるほどですねー。

ア:Webデザイナーは、Web領域全体が成熟していて、求められるレベルが上がってきているっていう。

ケ:そうなんですよ。初心者、経験が浅い人に求められるレベルがかなり上がってます!

ア:Webマーケティング界隈での編集とかライターさんは、これから成熟に向かってレベルが求められる段階なんだと思いますよ。

編:ライターとか募集している人を見てみると、パート・アルバイト・主婦・学生がメインですよ。正社員や派遣とかではなく、あくまでもスキマ時間にできる人がターゲット。

ケ:今後はどんどん専門職として確立されていく気がします。

ア:SEO記事とかある程度型があるので、未経験でもなんとかなるみたいな話は聞いたことがありますよ。

フリーランスは後悔する!?

ケ:色々な背景があるので一概には言えないのですが、「フリーランス舐めるなよ」って、僕は思うんです。

アベさんもご経験あると思うので分かると思うんですけど、ノリで「フリーになろう」なんて絶対言えない!

クリエイティブだけでご飯を食べていくって相当なレベルの人達ですから、デザイン一本でやっている方とか信じられないです。街で見かける広告クリエイティブとか見ると、もう「本当にすごい」ってなります。

編:お二人はこれまでたくさんの経験をしてきたからこそ、「フリーランスって大変!」と感じるのでしょうが、私は逆に「困ったら周りのフリーランスの先輩に聞けばいいや」くらいのスタンスでフリーになっちゃったタイプです(笑)

ケ:いや、それでやっていけているんだから尊敬しますよ。

ア:営業手法の一つで「仲間を作っておく」というのも大事ですよね。ここではフリーランスの仲間という。キーマンを掴まえるパターンもあるし、コミュニティの輪に入っていく方法もありますね。見ているとSNSがその役割を果たし易いですかね。Twitter内でもコミュ作ったり仲間同士で励ましたりしてますからね。

ケ:いやーめちゃくちゃ大事ですね!!

“セルフプロデュース”は一種の営業術

ア:何かしらどこかで自分の独自性や専門性というのを確立していかなきゃいけないと思っていて、いわば「自分をマーケティングする」スキルですね。どこの部分に自分の強みを見出して、人とは負けない部分っていうのを作れるようになると仕事出す側も出しやすくなりますよ。

いわゆるマーケティングって、会社のお金儲けだけに使う技術ではなくって、自分をプロデュースしていくのもマーケティングだと思うんです。生きる術だとも思います。

自分は市場の中でどのポジションをとるのか?

ケ:「なんとなくこうだろう」というので、自分の特徴は認識していたつもりでしたが、しっかり分析してみたことはなかったです。
自分の立ち位置(ポジショニング)かぁ、いや~考えたことなかったなぁ。

ア:そうそう。今、フリーランスの方がいっぱいいる中でケンさんの強みは何だろうって考えたときに何かあるはず。

ケ:いや~そういうことですよね。目の前のことがいっぱいいっぱいで、最近は考えられてなかったかもしれないですね。

ア:自分が今どういったスキルを持ちうるのかというのを知る際に職務経歴書をアップデートするやり方がありますよね。自分の整理整頓にもなりますし。

ケ:そうですよね。

ア:やる人は毎年やるそうですよ。僕もやってます。例えば僕のポジショニングですが、マーケッターって世の中にたくさんいますけど “人材業界のマーケター”だったら負ける気がしない・・とか

ケ:おお~。

編:あーやっぱりそうですよね!

ア:というのが僕のポジショニングの取り方かな。

編:今回「Webクリエイターの仕事の取り方」ということで、クライアントとの関係構築、キーマンとの人脈づくり、仲間のづくり、セルフプロデュース力と盛りだくさんの内容でした!クリエイターとしての、”ポジショニング”意識してみたいですね!お二人ともありがとうございました!

ケ&ア:ありがとうございました!

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