Webデザイナーお役立ちコンテンツを立ち上げよう!HIGH-FIVEデザインベースの全貌(企画編)その2 Vol.26~
こんにちは、「はいふぁい」編集部です。
Webディレクター・マーケティングなどを行っているクリーク・アンド・リバー社シニアディレクター「アベ」と、フリーランスWebデザイナー・エンジニア「ケン」が、会社じゃ話せないホンネや実体験から得られたノウハウ&教訓をお伝えしていきます!
前回に引き続き、オンゴーイングで進んでいるHIGH-FIVEブランドでサイト新設について、企画段階からお話を伺いました。今回はサイト立ち上げの際の関門や取り入れてみたい機能など、話してもらいました。
前回のおさらい
編:前回までのおさらいをすると、HIGH-FIVEシリーズで新たに“デザイナー向けのデータベースサイト”を立ち上げるということで、現時点での構想をお話しいただきました。そこでは、“クリエイター検索モード”の実装、運営やSEO、リスク関するお話しなどがでてきましたね。
ア:そうですよね。リスクかメリットどっちを取っていくのかというところを、昨日ケンさんとも話していました。二人で色んなパターンを出してみたりしながら…。「このパターンだと確かにここはメリットだけど、リスクのほうが大きいよね」とか。この辺りをすり合わせました。で、「そもそもこのサイトの目的って何なの?」ってなったときに様々ある中でファーストプライオリティは「クリエイターに役立つコンテンツを出すこと」。
編:うんうん。
ア:本来の目的が達成できる一番シンプルな方法で、やれたらいいんじゃないかな、と思ってます。
ターゲットはWebデザイナーケンさん!?
編:何度もお聞きしますが、今回のターゲットはWebデザイナーですよね?
ア:そうです。ケンさんです(笑)
ケ:(笑)。自分が使いやすいWebサイトを作らせてもらうっていうところなんですけど、僕が使ってて使いやすいようにすればいいかな、と思うんですよね。
ア:まさにそう!
編:そこ、本当に大事なところですよね。
運営をイメージしてみる
ア:今回のサイトで掲載していく情報は、「Webサイトのレビュー」「ポートフォリオ」を考えています。当たり前ですが「著作物」を取り扱うことになるので、作者・所有者への掲載確認や取り扱える情報など、当社の法務や広報などへの確認・承認が必要になります。
編:承認プロセスは時間がかかるとしても、法務などから否定的な意見はないような気がしますが。むしろ、承認が通りやすくなるように、アドバイスしてくれそう。
ア:そうだといいんですけどねぇ~(笑)。「サイトの実際の持ち主の方や僕らが取り扱うときに僕らが気をつけなきゃいけないことってなんかあります?」っていう話は最低限聞いておかなきゃいけないかなって思います。
ケ:ああー。そうなんですね。
ア:聞いてみるとやっぱり、所有者・著作者に「使用させてください」といった承認やエビデンスは残す必要があるとアドバイスを受けており、それを丁寧に行っていくことを考えると運営リソースはかなり上がってくることが想像できます。
編:やっぱり、そうなりますよね。
ア:そう。僕が以前ベンチャーにいた時は、こういったコンプライアンスは世の中でも整備されてなくて、ハッキリ言って「ざる」でした。が、このご時世こういったことは無視できないですからね。社内関係各所を仲間に巻き込みながら丁寧に慎重に進めていきたいと考えています。
編:私が一つ不安に思っているのが、本来はUI・UXを最大限反映したサイトにしたいじゃないですか。クリエイターファーストで。でもリリースまでのプロセスで、コンプライアンスの問題によって機能や表現を妥協する局面もあるのかと考えたときに、非常にもったいないな、と思うんですよね。
つくるより、運用が大変…?
編:現段階ではテストページもないんですよね?
ケ:ないですね。
ア:さっきの社内確認や運営フローの部分をまずはクリアしていかないと、進められないですね。いたずらにケンさんの時間を奪ってしまうので。
ケ:なんかでも本当、僕はいいものができると思ってるんですけどねー。ただ、これ作るより運用が絶対大変ですね(笑)。
ア:(笑)。
ケ:作るのは僕で完結できちゃうんですけど、運用が…。例えば一つの記事に対して何枚も画像を用意しなければいけなかったりすると、更新スピードが大幅に落ちちゃうんで、簡単に投稿できる方法を模索しているんですよね~。なるべく更新性を高く持つUI…
ア:そうですね~。管理者視点でのUIまで設計していただけるととても優しいサイトになりますね(笑)
編:クリアしていかなければならない項目はいっぱいありますが、リリースに向けて頑張ってください!お二人ともありがとうございました!
ア&ケ:ありがとうございました!
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