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メディア運用担当のメンバーアサインの心得!実践すべき「スタッフィングの4原則」

はじめに

全部読むと"集客できる"Webサイトが作れる――。そんな記事を目指して。
成功しているクリエイターの実例を通じて、クリエイターの考え方や技術についての知識をお伝えしていきます。

【執筆クリエイター】
メディアDiv.マネージャー/メディア運用担当
渡邉 潤 
大手IT企業入社後、インターネット通販に興味を持ち起業。取り扱い商品数の増加とともに、リソース不足の壁に悩むようになり、在宅スタッフやクラウドソーシングの活用を始める。そうしたスタートアップ時に経験した自身の実践経験を活かし、株式会社エムフロが展開する総合型スキルシェアマーケット「クラウディア」に参画。現在は責任者として従事し、時代に即した働き方とマッチしたクラウドソーシングサービスを通して、実現可能な業務の効率化やスキルを持つ方との外部チーム構築をサポートしている。

自社で運営するオウンドメディアを持っている企業はたくさんあると思いますが、すべての運用を社内のリソースだけでまかなっているケースは少ないでしょう。たとえば、メディアのディレクションだったり、コンテンツの制作のライティングだったりを外部にお願いするのはもはや一般的です。しかし、外部に制作を依頼する際は、内部との知見や経験、熱意などにおいて差が生じがちになります。
 
だからこそ、内部のメディア運用担当と同じ視点で、かつ誇りを持って対応してくれる頼りになるパートナーのアサインが欠かせません。ではメディア運用担当が外注化をするうえでのコツとは一体何でしょうか。総合型スキルシェアマーケット「Craudia」の運用経験をもとに、メディア運用担当に実践をおすすめする「スタッフィングの4原則」を紹介します。

◆効率的なメディア運用を実現するアウトソーシング

当社は先に紹介した「Craudia」をはじめ、さまざまなメディアを運用していますが、自社だけでそれを完遂することは不可能かもしれませんね。ではなぜ社員数があまり多くないにもかかわらず、たくさんのメディアやサービスを運用できているのかというと、アウトソーシング(外注化)を上手く活用していることに集約されます。たくさんの外部のクリエイターさんやワーカーさんの力を借りた運営方法なのです。
 
少ない社員数で「どう効率的にメディアやサービスを運用するか」を考えた結果、アウトソーシングという手段を活用するようになりました。外注をベースに、どんどん外部に依頼をする運用スタイルを採用した結果、そうしたやり方をベースにクラウドソーシング事業をやるようになり、現在のような事業に至ったというのが経緯になりますね。
 
Craudia」には、日々多くの利用者の登録がありますが、そうした外部クリエイターを上手にアサインするうえで「スタッフィングの4原則」を大切にしています。

◆外部への依頼や期日には明確な線引きがポイント

メディア運用の業務をアウトソーシングする場合は、まずは依頼内容を明確に線引きすることが大切です。つまり、誰に何をお願いするのかが不明瞭だと、適切な依頼ができない恐れがあります。特に担当窓口が要件を整理できていないと、何かしらのエラーやトラブルが起こる危険性があるので、まず内容整理が重要です。そのうえで「1. やること・依頼内容を明確にする」「2. タスク期限も明確にして徹底管理する」を心がけましょう。
 
◎1.やること・依頼内容を明確にする
アウトソーシングで重視しているのは、業務の「To Do化」、つまりタスク整理ですね。明確に抽出されていないと、誰に何をお願いするのかが曖昧になり、外部に依頼する意義が問われてしまいます。業務範囲を的確に切り分けることで、「ここは社内でやるべき」「この範囲は外部対応で問題ない」という正しくジャッジができます。依頼先との齟齬をなくすことにもつながるので、まずはやることを明確にしましょう。また、片手間でなんでもやろうとせず、プロに依頼することで担当負担を減らすこともポイントです。
 
◎2. タスク期限も明確にして徹底管理する
依頼内容の明確化はもちろんですが、タスク期限も同様に明確にして徹底管理することが大切です。「そういえばあの依頼ってどうなった?」と進捗を的確に追えていないケースも実際に起こり得ます。そのため、タスクの期間をなるべく短くして運用するのはポイントです。1つのタスクの期限をMAXでも1週間程度が目安と言えます。また、タスク期限の管理にはチャットワークのタスク機能を使うなど、目に見える形で期日を知らせることが大切です。アラート機能なども活用して進捗確認漏れ予防に努めましょう。

◆メディア運用担当は依頼することになったご縁に感謝

報酬を支払ったうえでの仕事とはいえ、依頼を対応いただくパートナーさんには常に尊重する姿勢を持つことも重要です。何らかのご縁があり、仕事を一緒にすることになったという意識を持つと、自然と日頃からの対応にも感謝の念が生まれやすくなります。また、メンバーアサインは本当に一期一会とも言えるので、タイミングや条件で合致するクリエイターと出会えるのは本当に貴重なことなのです。「3.ベストを目指し、ベターなアサインを実現する」「4.担当パートナーには常に感謝を示す」についても解説します。
 
◎3.ベストを目指し、ベターなアサインを実現する
作業を依頼するパートナーに関しては、常に「ど真ん中」「ぴったり」というベストの人材・チームが見つかるとは限りません。もちろん、メディア運用に寄与してくれる頼れる存在を見つけるのがベストですが、絶対に譲れないポイントを押さえているベターなスタッフィングを実現させることが重要です。依頼したうえであまりマッチしていない場合は、また探し直す必要があります。ベストなパートナーを見つけるのはそもそも難しいことを、メディア運用担当は肝に銘じておきましょう。
 
◎4.担当パートナーには常に感謝を示す
対応いただいたライターさんらクリエイターの方々に、常に感謝を示すことも心がけています。掲載URLの共有などにおいても、「一言添える」などの気遣いは本当に不可欠です。自分たちであれば、クライアントからお褒めの言葉があった際は、それを伝えるのはもちろん、自分たちの所感や感謝も同時に伝えるようにしています。関わるクリエイターさんが少しでも「この仕事をやっていて良かった」と思ってもらえることが、スタッフィングにおいても重要だと考えています。
 
今回は4つに絞ってお伝えしましたが、メディア運用で外部パートナーを上手に活用するためには、他にも気をつけるべきことはたくさんあるでしょう。ただ、依頼や期日を明確にし、担当してもらえたご縁を大切にする姿勢は、どのアウトソーシングにおいても重要だと思います。ちょっとした意識づけ、心配りから実践してみてはいかがでしょうか。
 

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