『30代からの伸びが違う!?』20代Web・UXUIデザイナーに捧げる「焦らず・こだわらず」のススメ
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『30代からの伸びが違う!?』20代Web・UXUIデザイナーに捧げる「焦らず・こだわらず」のススメ

20代のうちは「デザイン力を磨く!」と力んでしまいがちになるのも理解できます。しかし、20代のうちこそデザイン力を磨くことに終始するのではなく、広く知識を身につけたり、人間関係を構築したりすることをおすすめします。

 とにかく焦らず、30代になってからの成長率を上げる意味でも、20代のうちはこだわらずにいろんなことにチャレンジしましょう! 

◆焦りは禁物です!こだわりなく広く知識を得たほうが断然有利です!

まずは知識は広く、焦らず積み上げていきましょう!

20代のうちこそこだわりなく広く知識を獲得しましょう! 特に次に挙げる3つについては、早い段階から押さえておいたほうが有利です。

 ◎マークアップの考え方

レスポンシブ、デバイスフォントなどの概念を理解せずに視覚的なデザイン側の考え方だけに固執してしまうと、開発するうえで複雑化したわかりづらいものになます。結果、ユーザーにとっても使いづらいものを生み出してしまうため、デザイナーであっても、マークアップの知見を深めておきましょう。

 最初は時間がかかっても構わないので、WordPressなどで簡易的なブログサイトをつくったり、ご自身のWORKSをつくったりして、少しずつ理解を深めていくことが大切です。

 ●ある程度の経験を積んだら……

ある程度の経験を積まれた方は、JavaScriptを使った挙動の多いプロモーションページを理解し、デザインに落とし込んでみてください。旧来に比べて、グラッフィックデザインでレイアウトしたような複雑なレイアウトでも、デベロッパーの力量次第では実現可能になってきています。レイヤー構造などの理解を深めるうえでもおすすめです。

 力量の高いデベロッパーの場合、こちらから相談すれば可能性を広げてくれたりもします。どんな挙動が流行っているかなどをご指南いただくうえでも、目的を見失わないためにも、引き出しは多く持っておきましょう。デザイナー側の引き出しが少ないと収集がつかなくなってしまうので、日頃から勉強しておくことが大切です。

 ◎SEOの考え方

ターゲットとしているユーザーに検索されて見てもらうまでのプロセスを想像できるかできないかで、WEBデザインの精度が変わります。よいものの基準のなかに「目的」が抜けていると、効果的なWEBデザインを生み出せなくなってしまうため、盲目的にならないように注意しましょう。

 また、デザインの修正に対応する準備が整っていな方も多く見受けられます。修正は悪いことではありませんし、SEOを意識すると必ず修正が入ります。自分よがりにならないためにも、SEOの考え方をしっかり学んでおきましょう。

 ●SEOの考え方を学ぶおすすめの方法

誰でもすぐにできる方法として、ネットショッピングする際の導線に置き換えてみるとわかりやすいかなと思います。例えば、こういったよくある一連の流れを題材にします。

 「検索する → アクセスする → 比較検討する → カートシステム → お支払い」

 この流れのなかで数多の広告が表示されており、まずは目に止めてもらうプロセスが存在していることを理解します。いかにユーザーにストレスフリーで同じ気持ちを持ち続けていただけるか、成約まで辿り着けるかの考察はすごく大切です。

 意外な落とし穴として、デザインによる比較検討で訴求力が高まったとしても、ターゲットユーザー層に対応していないモダンコードやバージョン対応、カートシステムのわかりづらさなどが、大きな課題になっていたりします。私は何度も検証しているうちに、そういった課題点も複合的によく観察しながらバージョンやシステムなど選定したほうがよいと感じられるようになりました。

 ◎グリッドの考え方

PCの横比率での心地いい見せ方、SPの縦比率での心地いい見せ方など、「心地いい」や「使いやすい」の考え方はすでに定義化されています。

 私はよく、ボーダーレスにメディアを扱うことがあります。例えばオンラインキャンペーンにおける動画、交通広告、雑誌のタイアップなどです。オンラインとオフラインを同時進行して混乱しないですか? とよく尋ねられることがありますが、答えは「NO」です。

 どんな媒体においても「心地いい」「使いやすい」の考え方は先人たちによって検証され尽くしています。グリッドをしっかり理解していれば、すべて同じ考え方をベースにできます。基本的な水平、垂直、マージン、ページネーションなどの概念に関して、綺麗なものにはルールがあるのです。

◆焦りは禁物です!こだわりなくジェネラリストになったほうが断然有利です!

私が見てきた限りでは、ジェネラリスト(総合的・客観的)志向のほうが断然有利です。というのも、案件が大きくなってくると、クライアントも巻き込んだプロジェクトチーム化してくるケースが増えてくるからです。

◎何にでもチャレンジする人、チームでの役割を探せる人になろう

案件が大きくなりプロジェクトチーム化してくると、個人のスキルマターでどうにかできるケースのほうが少なくなります。そのため、

「これは知らないから調べない」

「これは関係ないからやらなくいい」

などを勝手に精査してしまう人は、絶対に伸びないと思います。自分のペースや自由を優先させ過ぎて、小さな「ひとりでできること」を多く積み重ねてしまうと、大きな案件がきたときに体制を整えられないことがあるからです。

◎「20代のうちは小さなことをコツコツと」のワナ

「20代のうちは小さな案件をコツコツ→大きな案件がやってくる」と考えがちですが、これは必ずしも正しいとは言えません。

20代のうちは大きな案件にチャレンジし、ジェネラルに取り組むべきです。そのなかで得意不得意も見えてきますし、アクセルを強く踏んでいるので、結果、スキルアップにもつながります。若いうちほど果敢に挑みましょう!

月並ですが、若いときほど失敗も挑戦として評価されますし、チャレンジしないと見えないことも多いです。

◎どうやったら大きな案件に関われる?

答えはズバリ、業界メディアへの売り込みです。大きな案件を任せてもらいたいのであれば、売り込みをがんばってみてください。売り込みを学んだほうが「自分ができること・やるべきこと」の視野も広がって、ジェネラルな考え方も身につきます。

●私が20代のときにやった売り込み

20代のときは、かたっぱしから編集ご担当者さん、プロデューサーさんへご連絡して、作品をお見せしていました。そのときの時期的な企画と作品がマッチしていれば取り上げてもらえることもあるので、売り込みに関しては地道な積み重ねが大切です。

こういったことを続けているうちに、ご指名いただくことが増えたり、大きなアワードへ挑戦するための下地づくりができたりします。

●意気込みを見てくれる人はいる

どんな目的やサイズの仕事であれ「自分の本心でやるんだったらこうする!」という気持ちをもつことも大切です。私は駆け出し時代にやっていたチラシの案件でも、ご意向通りのものと「自分だったらこうする!」をふたつお見せするようにしていました。

 最初は生意気だと思われることもあるかもしれませんが、その意気込みを見てくれる人もいるはずです。だれかが「いいよね!」と言ってくれる日が来ることを、陰ながら応援しています。

 ◎【私の経験談①】「自分の感覚を信じたら、怒られて褒められた」

デザイナーとして4年目、上司に相談しながらある案件の資料をまとめているときのことです。個人的にどうしても気になる作家さんの一枚の写真がありました。自分のなかでは「この作家さんなら間違いない!」という確信があったのですが、きっと上司には不採用にされるだろうと思って声をかけられなかったのです。そこでこっそり、無断でその一枚の写真を資料に忍び込ませました。

 結果、クライアント会議でその資料が担当者の方の目に留まり、「この作家さんのこの写真の雰囲気で少し考えを広げていきたい」ということになりました。

 もちろん上司に、「だれだあの資料を入れた奴は!」と怒られました(汗)

ただ、さらに上の部長からは褒められたため、結果、よかったです(汗)

 自分が本当にいいと思うものには、引力が存在していることがありますよね! 自分のことを客観的捉えられるようになったら、自分の感覚を信じてみるのもおすすめです! 

◆焦りは禁物です!こだわりなく広く人と関わったほうが断然有利です!

幅広く色々な人と出会おう!

 特に20代のうちは、下記に紹介することは必須だと考えています。

 ◎人に合わせる訓練

社会に出たら、世代の違う方々と関わることが必須です。自分の考え方とは違うフィールドのなかで、人に合わせて自分にできることをいかに探せるかがとても大切です。

 人間関係は、ロジカルな思考よりも前に感情的な人間性や信頼が重要になってきます。掃除や片付け、下働き、飲み会のお手伝いなど、人が面倒だと感じることをやって損だと思う代わりに、「自分にできることがあってラッキー!」と捉えるべきです。

 人に合わせないで自分のよさを出しても、チームで動くうえではだれも認めてくれません。人の「よい」の基準を理解し、人に合わせる訓練をしましょう。

 ◎仲間を増やそう

人に合わせられるようになったら、なるべく仲間を増やしましょう。仲間が多いことが、きっと後々仕事のやりやすさにもつながります。

 居心地のよさから自分と似た考えの人と一緒になりがちですが、いろんな人と関わったほうが多様な考え方を取り入れられ、凝り固まった思考をほぐしてくれます。特にブレイクスルーが必要なときほど、安易に同調してくれる人はきっかけになりづらいです。 

◎【私の経験談②】「ブレイクスルーは意外なことがきっかけに」

私の経験上、すごく意外なことがブレイクスルーのきっかけになることが多いです。 

とあるプロジェクトで、大切なコピーワークやデザインの方向性を策定する際に、ライトな社内インタビュー・アンケートを実施しました。それまで「高級ブランド志向」「かっこいい」ということを意識していたのですが、クライアントサイドの経理部門の方に「自社の弱みは、近寄りづらさです」という言葉をいただきました。

 その一言で「格好ばかりをよくしようとし過ぎていたな」と冷静な判断に立ち戻ることができたのです。高級ブランド志向がすべての正解ではないですし、メインとなるターゲットにもっと愛着をもってもらうことを意識するよいきっかけになりました。 

◆決めつけずに自信をもち続けよう

人にはない特徴が必ずある、それが強みに

人はだれしも自分自身では気づいていない隠れた才能がたくさんあると思っています。 

例えば、なかなか行動に移せないなと感じている方は、逆に調べる力に長けていて、情報整理能力に優れているケースもよく見受けられます。一方で、行動に移すのは得意だけれど細かなことに注力するのが苦手だと感じている方も見受けられます。また、こういった方々は注意力の高い仲間をつくればその課題が解決されるケースもよくあります。

 一人ひとり特徴が異なるのは当然ですし、解決方法もさまざまです。何事も決めつけてしまわないことと、自分に自信をもち続けることが重要なのかなと感じます。

 【執筆者】
Webデザイナー・UXUIデザイナー・Webディレクター
服部 健一郎 
広告制作会社にて、大手広告代理店のナショナルクライアントを中心にSoftBank、HONDA、Panasonicなどのデザインチームに約7年間在籍。ONE SHOW、CANNESLIONS、ADC、BtoB産業広告賞などの入賞作品への参画。広告批評、ブレーン、アドセレクト、文字とビジュアルの良い関係グラフィックスなどの業界誌や書籍などへの掲載。2009年にクリエティブプロダクション株式会社ポイントを設立。

【関連情報】
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